10系後期セルシオ純正コインケース・ミラースイッチ移植

 まずは、なぜあえてコインケースを替える必要があるのか?というのも、10系セルシオは前期と後期でコインケースの作りが異なるんです。具体的に言うと、前期はコインケースを押すと手前に飛び出してくるタイプ(灰皿と同じような作りですね)なのに対し、後期は左端のボタンを押すことで手前に飛び出してきます。

 前期のコインケースを取り付けていたとき(というか何もしていないとき)は、何かの拍子にコインケースに触れるとすぐにコインケースが飛び出してきて困っていました。後期のものならボタンを押さない限り開かないので、誤作動(というか意図しない開放)が激減しそうです。

 10系前期の純正の状態です。上がミラースイッチ、下がコインケースになっています。コインケースを押すことでロックが外れて手前に飛び出してきます。

 『PUSH』の文字があるんですが、木目調パネルを取り付けているために見えなくなっています。

 足がちょっと触れても飛び出してくるので気付くと開いていたということが度々ありました。

 外し方は...

 まずはコインケースを手前に引き抜きます。引き抜くときに右の写真のようなストッパーが左右の上部にあるので、細いマイナスドライバーなどで軽く押さえながら引き抜きます。

 コインケースを引き抜いた奥にネジが2本あります。この2本のネジを外すとミラースイッチを取り外すことができます。

 ミラースイッチとダッシュボードとの間に隙間ができてしまった場合には、このネジのところのステーを少し手前に曲げてやると、隙間なくぴったりと収まります。

 右が車両から取り外した10系前期セルシオ純正のもの。左が10系後期セルシオ純正のもの。

 ちなみにwebmasterの車の内装色はダークローズ、後期には同じ内装色の設定がないので、近似色(?)のトープの部品を使いました。

 取り外したのと逆の手順でミラースイッチとコインケースを取り付けます。

 若干色合いが違いますが、気になるほどではありません(私には)

 木目調パネルを移植して完成です。

 決して後期化けに重きを置いているわけではないのですが、やはり後期にマイナーチェンジされたときにかなりの部分が改良されており、使い勝手の悪い部分を手直ししようとすると結果的に後期化けになることがあるようです(^^)

 以前やった灰皿の飛び出すスピードを緩める方法を試してみましたが、うまくいきませんでした。同じようにバネを1回転させたところ、ボタンを押してもコインケースが出てこないようになってしまいました。灰皿ほど激しく飛び出してくるわけではないので、そのままにしておきます。

 慣れるまではボタンを押さずにコインケース自体を押し込んでしまいそうですが、誤作動がなくなりそうなので大満足です。

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