10系後期セルシオ 後席エアコン操作パネル

 上が前期のものに木目調カッティングシートを貼ったもの。下が後期のもの。

 シガーソケット部はすでに後期のものに移植してあります。

 前期のもともとの状態です(写真下)。内装色に合わせた色になっています。

 両者のコネクター部を見てみると、前期(右)は4ピン、後期(左)は5ピンになっているようです。配線に手を加えないとスイッチがただの飾りになってしまいます。性能を犠牲にしたのでは、”改良”とは言えなくなってしまうので、もちろん配線加工で対応します。

 両者ともスイッチ部を中の基盤が見える状態にまで分解して、じっくりとながめてどのように加工するかを見極めました。

 左が後期、右が前期です。後期用にはLEDが2つついています(L、Rそれぞれ独立で点灯するのでしょうか?)前期はLR独立ではないので、後席優先ボタンを押したときに両方点灯するように加工します(2つのLED回路を並列につなぐ)。

 真中の黒いのがボタンです。

 基盤にはご丁寧に『アオ』『アカ』などと書かれています。

 基盤の裏側。

 表のLED・抵抗・ボタンと裏のパターンをそれぞれ見比べて配線をつなぎ直します。

 配線を切ってつなぎ合わせるのではなく、既存の線を基盤からはずし、新たにはんだ付けしなおしました(上と左の写真は作業後のもの)

 基盤の部分から配線しなおしたので、見た目もすっきりとさせることができました。

 ちゃんと機能します。後席優先ボタンを押すと、LRともに光り、風量がアップします。

 もちろん、フロントの操作パネルのスイッチとも連動しています。

 あまり目につかないところなので、以前の木目調カッティングシートでもよかったのですが、風量調節つまみの表示が隠れてしまっていたのと、ボタンまわりの処理に違和感があったため、後期用の移植にいたりました。

 前期用のものは、内装色と同色のものでしたが、後期のものはどのような内装色にも使えるようです(見た目の向上とコスト削減の両立ためでしょうか?)。やはりカッティングシートを貼ったものと本物の木目パネルとでは質感が違いますね。

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